強化子とは「ご褒美」のようなもののことです。
ABAではこの強化子がとても大切になってきます。以前のブログ記事(強化弱化)でもお話ししたようにABA教育では正の強化を使用することが好ましいからです。この正の強化には強化子というご褒美が必要なのです。
療育セラピストとして働いている時、療育を開始する初回のお子さんは、まず強化子探しから始めていました。その子の強化子がわかるとその子との関係性を築きやすくなり今後の療育のポイントも押さえやすくなります。(あ、これは私の秘策でもあるのでまた追々♡)
話を戻しまして、強化子は一次性強化子と二次性強化子があります。
【一次性強化子】
一次性強化とは食べ物や飲み物、睡眠、スキンシップなど本能的に生まれながらに持っているもののこと。
私が療育で使用していた具体的な一次性強化子は、お菓子、ジュース、こちょこちょ、抱っこ、マッサージなどがあります。発達年齢が低い子ほど一次性の強化子を好む傾向があります。
【二次性強化子】
二次性強化とはおもちゃ、褒め言葉、ご褒美シール、楽しい経験など、生まれてから後天的に学習したもののこと。ABA療育では、この二次性強化子のひとつであるトークン(ご褒美シール)というものを使用しています。このトークンの使い方はまた別でお話していきます。
発達年齢が低い子どもは一次性強化子を、発達年齢が高い子どもには二次性強化子を、また発達年齢が成長と共に上がってきた子どもには一次性強化子と二次性強化子を上手く組み合わせて使用する場合もあります。
強化子はバラエティー豊かに、子どもの成長や気分によって使い分ける必要があります。

いくら電車が好きだったり、お菓子が好きだったり、絵本が好きでも、いつも同じものだと飽きてしまいます。飽きてしまったということは強化子ではなくなってしまうということです。いつも同じお菓子だけでなく他にも好きなお菓子を探しておくなど、これも好きかな?これはどうかな?とリサーチすることが大切です。
強化子探しはできそうですか?みなさんのお子さんや担当するお子さんの強化子は見つかりましたか?
強化子が見つかったら次は強化の仕組みを作っていきます!
